4月4日に東京都羽村市にある日野自動車株式会社 お客様テクニカルセンターにて平成28年度 第1回 安全運転講習会を実施いたしました。
昨年学んだ車両の死角や旋回軌跡、正しい日常点検方法などを復習しながら車両の内輪差、オーバーハング、バックミラーとバックカメラの死角など事故の原因になりやすい注意点を詳しく説明していただきました。
今年度よりプログラムを一部変更して座学にて車両の特性や正しい運転姿勢などを学んだあと、特設コースにて実技講習を行いました。
特設コースは前半学んだことをしっかりと理解し、実践することが出来ないと完走することが出来ません。
コースの内容はクランク、方向変換、狭隘路など基礎的なことですが、車両の進入位置とハンドルを切る量やタイミングを誤ると何度も切り返しをしなければ通過することができず、短いコースでありながら注意ポイントが凝縮されております。
パイロンに接触する乗務員もおりましたが、現場で接触を起こしてしまえば事故になります。ここでしっかりと車両の死角や特性･車体感覚を身に付け、安全運行に努めてもうことを切に願っております。
こちらの研修は1年かけて全乗務員に受講してもえるよう計画を立てております。ベテラン乗務員であっても定期的に研修を実施して自身の運転技術を見直してもらうことも大切だと思います。
インストラクターさんのデモ走行を見学した数名のベテラン乗務員からは「自分の腕はまだまだ未熟であった」と意見がありました。
また、安全統括管理者や運行管理者が同行することにより各乗務員の運転技術レベルを把握することが出来ます。
プログラムの作成と講習会を実施させていただいた日野自動車様につきましては心より感謝申し上げます。
