バス車内の抗ウィルス・抗菌コーティング施工をきっかけに株式会社JALグランドサービス様と互いの「安全への取り組み」について学ばせていただく機会がありました。以前、安全統括管理者が成田空港で株式会社JALグランドサービス様の社内研修に参加させていただき、空港内における「指差呼称」及び「輪止め」(航空業界ではチョークと呼びます)を徹底されていることに大変関心を持ちました。
弊社の輪止めの使用頻度は車庫及び坂道での駐車を除き、乗務員の判断に委ねておりましたが過去には社内でもサイドブレーキのかけ忘れや、故障により車両が動き出してしまうヒヤリ・ハット事案が確認されているため改善の余地があると判断し、弊社では2023年8月より乗務員が運転席から離れる際に「輪止め」の設置をルーティン化し、新たな社内ルールとして取り決めいたしました。
成田空港の研修の際にJAL様が使用していたチョークは初めて目にする物でしたが、片手で容易に設置できることと、輪止めを外し忘れて発車した際に輪止めが弾き飛ぶ原因となる「ハの字かけ」防止にも効果があるため、弊社でも導入したいと強く思いました。
市販品は存在しない為、取引業者に相談して試作と改良を繰り返し、理想通りの輪止め(チョーク)5台分が完成いたしました。
ワンオフ製作のためコスト高の課題はありますが、乗務員からの意見も参考に全車に導入していきたいと考えております。
◎こちらの輪止めは販売も検討しておりますのでご興味がある方はお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。