入社1年未満の新人ドライバー11名を対象に「接遇&マナー研修」を実施いたしました。
こちらの研修は毎年定期的に実施しておりますが、年々内容をステップアップしているため、新人ドライバーに対して初めに基礎を身につけてもらうことを目的としております。
参加者は3日前に入社したばかりのドライバー、貸切バス未経験で入社したドライバー、大手バス会社で10年以上貸切バスの運転を経験しているベテランドライバーなど弊社としては新人ですが経歴は様々です。
講師は毎年お世話になっているANAビジネスソリューション様に、客室乗務員出身のベテラン講師を選定していただきました。
チーフパーサーやCAへの機内アナウンス指導の経歴を持っている方ということもあり、声のトーンや仕草、立ち居振る舞いなどがとても上品でした。
客室乗務員として実際に乗務していた頃に機内で経験したパイロットやCAとのコミュニケーションの取り方や、お客様へのトラブル対応等、実際の体験談を交えてお話して下さいました。観光バスと飛行機で乗り物は異なりますが、ドライバーとパイロット、
バスガイド(添乗員)と客室乗務員など業務として共通する点は多々あるので、受講者はとても興味を持って聴いておりました。
また、乗務員同士のコミュニケーションが取れていないと結果として安全運行(運航)にも影響を与えることも学びました。
目的に応じたお辞儀の方法やアイコンタクトのポイント、笑顔のトレーニングなどの演習では恥ずかしながらも皆、意欲的に取組んでいる姿が印象的で、緊張感があった会場が和む場面もありました。
受講後の社内アンケートでは「自分が正しいと思っていた表現方法が間違っていたことに気づけた」「今までアイコンタクトが取れていなかったので次回から気をつけたい」など全員から前向きなコメントをもらいました。
以前の会社で過去にマナー研修を受けた経験があるドライバーからも「新しい発見・気づきがあって良かった」「一歩先を学ぶことが出来た」などの意見も複数あり、主催者側としても改めてクオリティの高い研修を実施できたことを実感しております。
弊社では安全・安心に加えて、より良い「サービス」をお客様に提供できるよう毎年「接遇&マナー研修」を実施しております。