2月より順次、営業所毎に「平成30年度 救命救急講習会」を実施いたしました。急病人等が発生するなど緊急事態に遭遇した場合、適切な応急手当を実施するためには、日頃から応急手当に関する知識と技術を学び、身に付けておく必要があります。バスの乗務員は多数のお客様と接する機会も多いので、弊社では2年毎に所長、運行管理者と全ての乗務員を対象に「普通救命講習」を受講させております。
各自治体の消防署から講師を招き、応急手当の必要性や心肺蘇生、AEDの取り扱い等について学びました。
普通救命救急では傷病者の発見~意識の確認~119番通報と協力者への依頼~呼吸の確認~胸骨圧迫~人工呼吸~AEDの使用について手順に沿って実践します。今回はほぼ全員が過去に受講している者が多かったので復習する機会になりました。忘れかけていたこともあったので定期的に講習を行うことは重要であると考えております。
東京営業所ではバス車内で傷病者が発生した場合を想定して、バス車内で実施して頂きました。狭い車内で意識の無い傷病者をどのように対応するかを訓練を通じて学びました。
「安全・安心への取り組み」の一環としてこのような講習会も引き続き実施して参ります。