毎年恒例の冬山研修では各営業所合同で入社1年未満の乗務員を中心にタイヤチェーンの
脱着や雪道走行訓練のため、実際に雪山に行って研修を実施しております。
今年は初任運転者9名の他、安全統括管理者、所長、運行管理者、指導運転士、主任運転士の計21名が参加しました。
全体的に雪が少なかったので研修場所の選択に苦慮しましたが、志賀高原に行って参りました。
国道292号、上林チェーンベースでチェーンを巻き、蓮池~木戸池~熊の湯を往復し、交替で圧雪状態の道路を運転してもらい、タイヤチェーン装着時の運転操作について指導しました。

入社1年未満の乗務員による自己紹介からスタート

進行役の東京営業所 所長

志賀高原 蓮池~木戸池~熊の湯間の雪道走行訓練
タイヤチェーンの脱着は2人ペアで行い、先輩ドライバー等からのアドバイスをもらいながら取り付け~取り外しまでの一連の作業を行いました。
ペアの場合は互に声を掛け合い、息を合わせないと失敗することもありますが、トラブル発生時は協力し合って速やかに対処することができます。
1人で作業する場合と2人で作業するの場合においての留意点や自身の動き方についても指導しました。

初めにタイヤチェーンの脱着方法を確認

見本として主任運転士が手際よく取り付けします

バックの際は声を掛け合い安全確認の徹底

失敗した時は力を合わせて対応します
運行管理者の立場としてもドライバーの動きを見たり、会話を聞いているだけでも教わることが多々あります。
このような取り組みも重ねて運行管理者とドライバーとの信頼関係を深め、安全運行に活かして参ります。
今年も事故や怪我なく無事に研修を終えることができました。